カプコンは6月7日、世界最大規模の配信イベント「Summer Game Fest 2025」において、『バイオハザード』シリーズ最新作『バイオハザード レクイエム』（英題：Resident Evil 9: Requiem）を2026年2月27日（金）に発売すると発表しました。

🎪 Summer Game Fest 2025で紹介

今回の発表は、日本時間6月7日午前6時から配信された「Summer Game Fest 2025」の中で行われました。カプコンの竹内潤氏が登壇し、「皆様のおかげで30周年を迎えることができました。最新作についてはあと少し、瞬きするくらいだけお待ちください」と発言した直後に、電撃発表で世界中のゲームファンを驚かせました。

公開された1stトレーラーでは、壊滅したラクーンシティを舞台に、おなじみのR.P.D.（ラクーンシティ警察署）で繰り広げられるサバイバルホラーの一端が垣間見られ、ファンにとって待望の内容となっています。

🧟 災厄と絶望の街、ラクーンシティ再び

舞台設定

『バイオハザード レクイエム』の舞台は、シリーズファンにとって最も象徴的な場所であるラクーンシティです。

• 所在地：合衆国中西部の都市
• 歴史：かつて世界的な製薬企業アンブレラが拠点としていた
• 1998年事件：バイオハザード事件を受け、政府による"滅菌作戦"が実行
• 隠蔽：長らくその事実は隠蔽されていた

今回の作品では、この災厄の舞台が再び登場し、新たなサバイバルホラー体験を提供します。

小ネタ：日本と海外でのタイトルの違い

シリーズの特徴として、日本では「バイオハザード」、海外では「Resident Evil」として展開されています。これは商標権の関係によるもので、今回の最新作も同様に：

• 日本タイトル：『バイオハザード レクイエム』
• 海外タイトル：『Resident Evil 9: Requiem』

この命名法則により、海外では明確に「9作目」であることが示されている一方、日本では副題「レクイエム」に重点が置かれています。

🎮 シリーズ第9作目の特徴

「生者に恐怖を。屍者に鎮魂（レクイエム）を。」

本作のキャッチコピーが示すように、『バイオハザード レクイエム』はシリーズ本編第9作目に相当する最新作です。息詰まる緊張感と震い慄く恐怖、そして死を打ち倒す爽快感を軸とした、プレイヤーの精神を激しく揺り動かす体験を提供します。

技術的進歩

公式発表によると、本作では以下の技術的進歩が実現されています：

• 実写映画レベルの描画技術：瞳の輝き、微細な毛穴や産毛、肌の質感
• 豊かな感情表現：瞳の潤み、視線の揺れ、唇の震えなど細やかな表現
• 没入感の向上：キャラクターの確かな存在感と生命感
• やみつきになるゲームプレイ：物語への深い没頭を実現

🎯 バイオハザード8からの路線変更

映像から判断すると、本作は『バイオハザード8』のような方向性とは異なり、過去作の延長線上にある物語が展開されると予想されます。特に初期作品の舞台であるラクーンシティとR.P.D.の登場は、シリーズの原点回帰を示唆しています。

期待される要素

• クラシックなサバイバルホラー体験
• 謎解きとリソース管理
• ラクーンシティの新たな秘密
• シリーズ初期への敬意

📅 発売情報

• タイトル：バイオハザード レクイエム（Resident Evil 9: Requiem）
• 発売日：2026年2月27日（金）
• 対応機種：PlayStation 5、Xbox Series X|S、Steam
• ジャンル：サバイバルホラー
• 開発・発売：カプコン
• CEROレーティング：審査予定

🌐 公式サイト・SNS

発表と同時に、本作の公式サイトも開設されました：

• 公式サイト：https://www.residentevil.com/requiem
• ゲーム公式X：@bio_official
• ブランド公式X：@REBHPortal

🔥 ファンの反応と今後の展開

Summer Game Fest 2025での発表は、世界中のバイオハザードファンから大きな歓声と期待の声で迎えられました。特に、ラクーンシティという原点回帰の舞台設定は、長年のファンにとって特別な意味を持っています。

「2026年、サバイバルホラーの新たな紀元が始まる」というメッセージの通り、本作は単なる続編ではなく、シリーズ全体にとって新たな始まりとなることが期待されます。

今後、キャラクター情報、ゲームプレイ詳細、追加映像などの続報が順次公開される予定です。2026年2月27日の発売に向けて、さらなる情報公開が待ち遠しい限りです。

📺 1stトレーラー公開中

電撃発表と同時に公開された1stトレーラーは、YouTube公式チャンネルで視聴可能です。壊滅したラクーンシティの様子、R.P.D.内部の探索、そして新たなバイオハザードの脅威を垣間見ることができる、ファン必見の内容となっています。