バンダイナムコエンターテインメントは2025年6月19日、2025年8月28日に発売予定の『スーパーロボット大戦Y』（Nintendo Switch/PlayStation 5/Steam）の第2.5弾ショートPVを公開しました。今回のPVでは新オリジナルキャラクターの情報や敵勢力にフォーカスした戦闘アニメ、そして新たなゲームシステムが披露されています。[スーパーロボット大戦Y公式サイト]

新オリジナルキャラクター「レー・セイヴァース」登場

今回のPVで最も注目すべきは、新たなオリジナルキャラクター「レー・セイヴァース」（CV:鈴木崚汰）と彼が搭乗する機体「ヴァイ・ルーミナ」の存在です。レー・セイヴァースはエーアデントを狙う謎の組織に所属する人物で、自由を愛する陽気な性格でありながら、任務の範疇を超えてエーアデントに興味を持つという複雑な立ち位置のキャラクターです。

特筆すべきは彼の戦闘力の高さで、生身でも月ノ輪クロス/月ノ輪フォルテが所属するNINJAを上回る力を見せるとのこと。この設定からも、スーパーロボット大戦Yにおいて重要な役割を果たすキャラクターになることが予想されます。

敵勢力にフォーカスした戦闘アニメを多数公開

第2.5弾ショートPVでは、プレイヤー部隊と対峙する敵勢力の戦闘アニメーションが多数披露されました。参戦作品の敵機体やオリジナル敵機体の迫力ある戦闘シーンが次々と登場し、8月のリリースに向けて期待感を高める内容となっています。

特に注目したいのは、各参戦作品の特色を活かした戦闘演出です。「SSSS.DYNAZENON」のムジナや「ゴジラ S.P＜シンギュラポイント＞」のゴジラウルティマなど、シリーズ初参戦作品の敵キャラクターも含めて、クオリティの高い戦闘アニメが確認できます。

新システム「STGメモリー開放」でより戦略的なプレイが可能に

ゲームシステム面では、新たに「STGメモリー開放」システムが発表されました。このシステムでは、ミッションクリア時などで入手できるMXP（ミッションエクスペリエンスポイント）を消費して、部隊全体にメリットのある様々な効果を獲得できます。

これまでの育成システムと合わせることで、より戦略性の高いプレイが楽しめるとのこと。部隊編成や戦術の幅が広がることで、プレイヤーそれぞれの攻略スタイルに応じた楽しみ方ができそうです。

オートセーブ機能でより快適なプレイ環境を実現

プレイヤビリティの向上という点では、オートセーブ機能の追加も見逃せません。マップ中の「味方フェイズ開始時」とミッションクリア時の「戦略パートに入った時」などに自動的にセーブが行われるため、万が一の場合でも安心してプレイを続けることができます。

スーパーロボット大戦シリーズは1つのミッションが長時間に及ぶことが多いため、このオートセーブ機能の実装は多くのプレイヤーにとって朗報と言えるでしょう。

体験会情報も発表

また、7月5日、6日にTAMASHII NATIONS STORE TOKYOにて試遊体験会の実施も決定しました。事前抽選による参加となるため、詳細は公式Xアカウント「スーパーロボット大戦（スパロボ）」（@srw_game）での発表を待ちましょう。

参戦作品と発売情報

『スーパーロボット大戦Y』には「機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season1」「SSSS.DYNAZENON」「ゴジラ S.P＜シンギュラポイント＞」がシリーズ初参戦するほか、「ゲッターロボ アーク」「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」が家庭用初参戦となります。

発売日は2025年8月28日（木）で、Nintendo Switch、PlayStation 5、Steam（ダウンロード版のみ）での展開が予定されています。通常版8,900円+税から、超限定版27,200円+税まで、様々なエディションが用意されています。

第2.5弾ショートPVによって、『スーパーロボット大戦Y』の全貌がさらに明らかになってきました。新キャラクター、新システム、そして迫力の戦闘アニメーションと、シリーズファンが期待する要素が詰まった内容となっており、8月の発売が待ち遠しくなる情報公開でした。