Blizzard Entertainmentは2025年6月25日、アクションRPG『ディアブロ IV』においてシーズン9「罪深きホラドリム」を7月2日に開幕すると発表しました。今回のシーズンでは、革新的な「ホラドリムの秘法」システムの導入、新ダンジョン「ホラドリムの潜窟」、そして炎獄の侯爵アスタロスの復活など、これまでにない規模の新要素が追加されます。

革新的な「ホラドリムの秘法」システム

シーズン9の最大の目玉となるのが、完全に新しい「ホラドリムの秘法」システムです。このシステムでは、3つの要素「触媒」「浸染」「異術」を組み合わせることで、プレイヤー独自の強力な魔法を創造できます。

秘法の3要素システム

• 触媒（Catalyst）：秘法の基本効果を決定する核となる要素
• 浸染（Infusion）：秘法が与える属性ダメージの種類を変化させる
• 異術（Augment）：秘法の基本効果に追加効果を付与する（最大3つまで装備可能）

触媒には「天界宮の波動」「崩滅」「衝波」「宇宙異常体」「星界の柱」の5種類が用意されており、それぞれが独自のクールダウンと幸運の一撃システムを持っています。浸染では火炎、冷気、電撃、毒、シャドウの各属性を選択でき、異術はマジック、レア、レジェンダリーの3つのティアに分かれています。

新エンドゲーム「昂進のナイトメア」

シーズン9では新たなエンドゲームコンテンツ「昂進のナイトメア」が導入されます。このモードでは、段々と難易度が上昇していく3つのナイトメア・ダンジョンに連続で挑戦し、すべてクリアすると愉悦ティアのアスタロスとの戦いが待っています。

難易度が上がるにつれて報酬も豪華になり、最終的にはシリーズでも屈指の強敵との戦いが楽しめる設計となっています。

炎獄の侯爵アスタロス復活

シーズン9の最大の脅威として、炎獄の侯爵アスタロスが復活します。アスタロスは戦いが進むと愛騎である「激高の融合体」から降りて、2つの別々のボスに分かれる特殊な戦闘システムを持っています。

融合体は主であるアスタロスが生きている限り、倒してもしばらくすると復活する特性を持っているため、メフィストの侍者たるアスタロスを倒すには戦略的なアプローチが必要となります。

まとめ

『ディアブロ IV』シーズン9「罪深きホラドリム」は、革新的な「ホラドリムの秘法」システムの導入により、これまでにない自由度の高いビルド構築が可能になります。新ダンジョン「ホラドリムの潜窟」、新エンドゲーム「昂進のナイトメア」、そして炎獄の侯爵アスタロスの復活など、豊富な新コンテンツが待っています。

7月2日の開幕まであと1週間。サンクチュアリに再び降りかかる脅威に立ち向かう準備を整えましょう。過去の罪を清め、新たな力を手に入れる時が来ました。