7月11日午前6時に配信されたPlayStation State of Playにて、待望の『Ghost of Yōtei』の詳細なゲームプレイ映像が約20分にわたって公開されました。前作『Ghost of Tsushima』から300年以上後の蝦夷地（北海道）を舞台に、主人公「篤」による復讐の旅が描かれる本作では、多彩な武器システムや新たなゲームプレイ要素が多数実装されています。

革新的な武器システム：5つの近接武器と遠距離武器

『Ghost of Yōtei』では、前作から大幅に拡張された武器システムが導入されています。主人公の篤は状況や敵に応じて、5種類の近接武器と複数の遠距離武器を使い分けることができます。

近接武器の詳細

• 刀：全ての基本となる武器、バランスの取れた性能
• 槍：リーチを活かした間合いを取る戦闘スタイル
• 鎖鎌：分銅による中距離攻撃や敵を引き寄せるトリッキーな戦い
• 大太刀：重厚な一撃で敵を圧倒する大型武器
• 二刀：両手に刀を持つ高速連続攻撃スタイル

遠距離武器

• 弓：静かに敵を狙撃する伝統的な武器
• 火縄銃：時代設定に合わせた強力な飛び道具

「ボタン一つで子供時代に戻れる」回想システム

State of Playで最も印象的だった新機能の一つが、回想システムです。プレイヤーはボタン一つで主人公の子供時代の記憶にアクセスでき、現在の状況と過去の出来事を関連付けながら物語を深く理解することができます。

狼の相棒システム

『Ghost of Yōtei』では、狼が主人公の重要な相棒として登場します。この狼は単なるペットではなく、戦闘や探索において実用的な役割を果たす重要なゲームプレイ要素となっています。

手がかりシステム：尋問と情報収集

新たに導入された手がかりシステムでは、敵を尋問することで重要な情報を入手できます。この情報は探索や戦略立案において重要な役割を果たします。

✅ 手がかりシステムの利点

• 鬼の居場所特定：敵を尋問して「鬼」という強敵の情報を入手
• エリア情報：狐について尋ねると雪のエリアの詳細が判明
• 戦略的優位：事前情報により戦闘を有利に進行
• 世界観の深化：NPCとの会話で世界設定をより深く理解

地蔵システム：技の習得と成長

オープンワールドに点在する地蔵は、新たな技を習得できる重要な要素です。プレイヤーは自ら地蔵を探索することも、地図を購入して効率的に見つけることも可能です。

地蔵システムの仕組み

• 技習得：各地蔵で異なる新技能を学習
• 探索の自由度：自力探索と地図購入の選択肢
• 成長システム：発見した地蔵の数に応じて能力向上
• 隠し要素：秘密の地蔵による特殊技能の習得

賞金首システム

世界各地に散らばる賞金首を討伐することで、金銭や貴重なアイテムを獲得できます。これらの賞金首は通常の敵よりも強力で、特別な戦略が必要となります。

賞金首システムの特徴

• 高難易度：通常敵より強力な挑戦的な相手
• 豊富な報酬：金銭や希少アイテムの獲得
• 戦略性：それぞれ異なる攻略法が必要
• 経済システム：獲得した賞金での装備強化

野営システムと装備カスタマイズ

オープンワールドの旅路では、野営地での休息と補給が重要な要素となります。また、装備の見た目カスタマイズも充実しており、プレイヤー独自のスタイルを表現できます。

映画モードの拡張：黒澤、三池、渡辺モード

前作で好評だった黒澤モードに加え、新たに「三池モード」と「渡辺モード」が追加されました。これらは著名な映画監督のスタイルを再現した特別な映像モードです。

映画モードの詳細

• 黒澤モード：黒澤明監督の白黒映画風演出
• 三池モード：三池崇史監督の独特な映像スタイル
• 渡辺モード：渡辺信一郎監督のスタイリッシュな演出

PS5 Limited Edition

『Ghost of Yōtei』の発売に合わせて、PlayStation 5の限定版も発表されました。ゴールドを基調とした美麗なデザインが特徴的です。

まとめ

State of Playで公開された『Ghost of Yōtei』は、前作の魅力を継承しつつ、数多くの革新的な要素を追加した意欲作となっています。5種類の近接武器システム、狼の相棒、子供時代への回想機能、手がかりシステムなど、プレイヤーの自由度と没入感を大幅に向上させる要素が満載です。

記事イラスト

篤の衣装をイメージした女侍キャラをAIで描いてみました✨

女侍 part 1

女侍 part 2